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ファンタスティックヒストリー 超島原幻闘録 ~柳生十兵衛地獄変~ 第1章 - 2

2018.04.17(16:26) 10

 きっかけであるが「有馬村の庄屋次右衛門の弟に角蔵なる男と北有馬村の三吉と云う百姓が御法度であるキリシタンの絵を懸け、付近の人々を集めて拝ませている」と云う報告が島原に伝わりその地方の代官で在った本間九郎左衛門と林兵左衛門が捕吏を送り角蔵、三吉とその家族16名を島原送りにして見せしめに殺害。
 今度は怒り狂った農民達が林兵左衛門を抹殺し本間九郎左衛門を逃亡せしめる逆襲に出ると次第に近くの村でも蜂起する農民が出て来たとされる。と云うのも松倉の領内では年貢の取り立てが特に厳しく成り上納出来ない者は母親、妻子を捕え川の流れに作った水牢に入れたりして居た。隠居した家老の田中宗甫は陰険なやり方で熱心に詮索を行い、口ノ津村の大百姓で与三右衛門と云う物の嫁を米が上納出来て居ないとの事で水牢に入れてしまう。その嫁が身重でしかも産み月に当たって居り水牢で子供を産んで死んだのである。只ですら重税を課せられ取り立て厳しく虐待を受けると云う事で「田中宗甫を討ち取る」と云う所迄地元の者の不満は来て居り田中宗甫は夜陰に乗じて逃げ延びる。
 是は将軍家光や諸大名に面目を失う虐政を無理矢理隠す為「キリシタン一揆」とされたのである。
 そも「籠城」とは「援軍を」充てにしたやり方であるが「神」等と云う物が本気で信じ込まれて居た時代で、今で言えば「後先を考えない抵抗運動」と云う事である。
 逃げようにも幕府に因る「浪人狩り」が行われて居り、山田長政の様に新天地を求めて海外に出て行く者も居るには居たが現地で殺られて居る。
 何時の時代にも言える事なのであるが日本には資源が無く戦前の国連脱退に因る経済包囲網の上にハルノートと八方塞がりで干乾しにさせられる危機感との理由で開戦に至る所謂「窮鼠猫を噛む」と云った事である。どうせ死に逝く者が自棄(やけ)を起こしてから死ぬと云うのも人間に教わらずとも備わって居る本能の一つに過ぎないのであろう。
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ガオの部屋(よろず研究)


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コメント
官吏と農民との、一進一退の戦いですな・・・
大名、代官側は権力を持って抑えつけますが、それに立ち向かう農民側は、もう必死の思いで一揆を起こすので、自業自得とは言え支配者側も恐いでしょうね><
隆慶一郎の『影武者 徳川家康』でも「追い詰められ、怨みを持った人間程、恐い物は無い・・・」みたいな記述が、書いてあった様な気がします@@
【2018/04/17 20:25】 | 東京メトロ03系日比谷線 #1X66VL8I | [edit]
こんばんはw。御理解が有って、話が通じますのでとても有難いです!<(_ _)>お詳しいのですね。「隆慶一郎」って方は初めてです。「峰隆一郎」しか持ってない…。そ、そのう…、「速読」は出来ますでしょうか?私は出来ない処か極端に読んで理解するのが遅いのですw。;;速読が出来たら大きく人生が良い意味で変わって居ましたw。(ToT)w
【2018/04/17 21:33】 | ☆西郷隆盛☆ #- | [edit]
『隆慶一郎』は、有名な作品では『一夢庵風流記』がありますね^^
傾奇者『前田慶次郎利益』が主人公のジャンプコミック『花の慶次~雲のかなたに~』の、原作となった作品です^^

速読は、自分は無理ですねぇ・・・
自分は内容を叩き込みながら、噛み締める様に読まないと、内容が全く理解できないです^^;
【2018/04/18 00:32】 | 東京メトロ03系日比谷線 #1X66VL8I | [edit]
こんばんはw。そうでしたかw。「花の慶次」の漫画は持ってました。^^V「一夢庵風流記」って作品が元に成って居たとはw!一つ覚えました。<(_ _)>有難う御座います…。
【2018/04/18 02:51】 | ☆西郷隆盛☆ #- | [edit]
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